元旦のもうすぐ暗くなるような時間に、能登半島地震が起こりました。
被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
そして、新潟市も西区を中心に、被害としての「液状化現象」がさかんに取り上げられています。
国土交通省のHpでは、液状化現象は下記のように説明されています。
液状化とは、地震が発生して地盤が強い衝撃を受けると、今まで互いに接して支えあっていた
土の粒子がバラバラになり、地盤全体がドロドロの液体のような状態になる現象のことをいいます。液状化が発生すると、
地盤から水が噴き出したり、また、それまで安定していた地盤が急に柔らかくなるため、
その上に立っていた建物が沈んだり(傾いたり)、地中に埋まっていたマンホールや埋設管が浮かんできたり、地面全体が低い方へ流れ出すといった現象が発生します。
1964年に起こった新潟地震の際も、液状化現象が大きく起こったと伝えられています。
自然災害は防ぎようがないのかもしれませんが、今回の地震やそれに伴う液状化現象で、
居住する地域の地盤を考えるきっかけとなりました。それに合わせての対策があるのかどうかも
考えていきたいと思います。
被害に遭われた方々が、少しでも早く日常を取り戻せることができますようにと祈っております。
院長 田中 博子