口腔外科とは、口の中に起こる様々な病気を取り扱う診療科です。
例えば、埋まっている親知らずの抜歯、顎関節症、口内炎などの口腔粘膜疾患、口腔がんなどの腫瘍、骨折などの外傷、そしてインプラントなどがあげられます。
当院では腫瘍、難治性疾患など特殊な病気やそれ以外でも専門医の診察が必要であると考えられる場合に関しては口腔外科専門医と大学病院と連携して治療にあたっております。
親知らずは第3大臼歯のことで、6歳臼歯の二本奥、前歯の中央から8本目の歯の事です。
顎の骨が十分発達していると、親知らずは正常に萌出し、きちんと食物を噛むことができます(必要な親知らず)。
しかし、昔に比べ顎の骨が小さく、顔の小さい現代人は、親知らずがきちんと生えず、場合によっては骨の中に埋まったままの場合が非常に多いです。この「骨に埋まった親知らず」は、さまざまな問題を引き起こすことがあります。また、生えていても横をむいていて、一部分しか生えていない親知らずは、汚れが残りやすく、その歯があるために周りの必要な歯まで虫歯にしてしまいます。
口の中の健康の為にも、このような親知らずがはえている場合は、これから先の口の中の健康を考えて、抜歯することをお勧めします。
親知らずがくい込んでいるせいで隣の歯(第2大臼歯)が虫歯になっています。
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